更年期の頭痛の原因から症状、また緊急性のある頭痛の症状や頭痛を和らげる為に効果的な市販薬の種類、病院で処方してもらえる薬の種類、さらに更年期の頭痛予防に必要な生活習慣の方法や食事・栄養などについてご説明します。

更年期の主な症状

更年期の毎日続く頭痛の原因とは?サプリや漢方薬など対策方法まとめ

投稿日:

更年期に悩まされる頭痛。

この頭痛の原因や症状、またそれを起こさないようにするために必要な事を知っておけば、つらい痛みに悩まされず 更年期特有の頭痛を改善することは可能なのです。

更年期の頭痛の原因とは

更年期の頭痛の原因としては、カフェインや特定のアルコールなどの摂取や睡眠不足、ストレス、疲労、長時間のデスクワークによる血流の低下などが考えられます。

また首・肩甲骨周りの筋肉の緊張も血行不良を引き起こし、首から脳にかけて集まっている自律神経を圧迫・刺激して緊張型の頭痛を引き起こしてしまいます。

さらに女性の場合は加齢によってエストロゲンという女性ホルモンが減少してしまい、自律神経失調症が引き起こされるのも大きな要因の一つとなっています。

どういった頭痛の症状がみられるか

更年期が原因の頭痛は症状により片頭痛と緊張型頭痛の2種類が多くみられます。

片頭痛の場合、ズキッズキッと脈を打つように痛んだり頭の片方だけが強く痛んだりします。

また頭痛に伴って吐き気や悪心、嘔吐などの症状が現れることもあります。

光や音に過敏になる、視野が一部欠けたりキラキラした光や点などが見えるといった視覚症状や、身体の一部分がしびれたりチクチクする、感覚がにぶくなるなどの感覚症状などを訴える人もいます。

緊張型頭痛の場合、頭全体がギューッと締め付けられるように痛みます。

また、めまいや眼精疲労といった症状や不眠症などの症状が現れることもあります。

片頭痛が一度起こると体を動かす度にどんどん悪化してしまう傾向が強いですが、緊張型頭痛では日常生活をしていく上で悪化していく事はほとんどないというのも特徴です。

ただ緊張型頭痛は、仕事や家事など長時間同じ姿勢で過ごしてしまうことによって血行が悪くなり、肩や首のコリも一緒に痛くなってしまうということが多いです。

緊急性のみられる頭痛

片頭痛や緊張型頭痛の場合、生活に支障は出てしまいますがすぐに治療しないと危険!ということはありません。

しかし、同じ頭痛でもすぐに受診が必要なものがあります。

バットや金槌で殴られたような経験した事がないぐらいの強い頭痛の場合、くも膜下出血の可能性があります。

また、しびれを感じたり体の一部分に麻痺が現れるという場合、脳出血の前兆である場合もあります。

運動や体を動かして血圧が上がった状態のときに感じる頭痛も病気が原因の可能性がありますし、頭痛が起きてから1時間以内に一気に最強に痛くなる頭痛もくも膜下出血の疑いがあります。

元々免疫不全やがん、精神症状を患っている方や高熱と頸の痛みがある患者さんの頭痛も注意が必要です。

頻度と程度が上がっていく頭痛、いつもと様子が違う頭痛、目も開けられない程の頭痛や意識を失うほどの頭痛などの場合も、注意しなければなりません。

これらの症状が当てはまる場合はくも膜下出血や脳出血などといった病気が原因で引き起こされている可能性が高く、できるだけ早く病院を受診することをおすすめします。

頭痛を和らげる薬について

頭痛を和らげる方法として、鎮痛薬を服用するという方は多いと思います。

一般的な薬局ですぐ手に入る市販の鎮痛薬には「アスピリン」「イブプロフェン」「アセトアミノフェン」が主に使用されています。

これらは非ステロイド性抗炎症薬と呼ばれ、痛みの元である『プロスタグランジン』とう物質の生成を抑える働きがあります。

「アスピリン」は代表的な消炎鎮痛剤であり、鎮痛の他に解熱・消炎作用もあります。
アスピリンが含まれる市販薬としては『ロキソニン』や『バファリン』などがあげられます。

「イブプロフェン」も消炎・解熱作用があり、市販薬の『イブ』はこのイブプロフェンが主な有効成分となっています。

『イブ』シリーズには解熱鎮痛効果を高めるために無水カフェインやアリルイソプロピルアセチル尿素を配合したものや、さらにイブプロフェンの吸収促進成分の酸化マグネシウムや胃粘膜保護成分が配合され、より頭痛によく効くようにされた製剤もあります。

「アセトアミノフェン」は世界中で風邪薬として多く使用されており、副作用の少ない解熱・鎮痛薬として広まっていますが消炎作用は低いとされています。

市販薬では『ノーシン』がアセトアミノフェンを主要成分としており、カフェインと胃粘膜にやさしく鎮痛作用のあるエテンザミドも合わせて処方されています。

病院でしか処方されない鎮痛薬はそれだけ効果が強いものもあり、市販薬と同じ非ステロイド性抗炎症薬では「ボルタレン」や「ペオン」などが鎮痛作用が強いとされています。

ただし、「ボルタレン」は胃への負担も大きく、必ず医師の処方を受けて服用しなければなりません。

またトリプタン系薬剤という片頭痛に効果が高いという鎮痛剤もあり、「イミグラン」「ゾーミック」などが処方される場合もあります。

片頭痛の強い痛みに対する効果が高く、片頭痛の原因である血管作動性物質の放出抑制や血管の収縮、抗炎症作用があります。

更年期の頭痛を予防するために

更年期の頭痛予防のためには『ストレスの解消』や『生活習慣の改善』、『食生活の見直し』が重要です。

□ストレスの解消

ストレスを受けた時に分泌されるストレスホルモンは全身に悪い影響を与えてしまい、疲労や動機・息切れ、食欲不振を引き起こします。

その結果更年期障害がさらに悪化してしまい、頭痛も悪化の一途をたどってしまいます。

更年期は男性・女性共にストレスを感じやすい状況に陥りやすい40~50歳の時期に多く見られる症状です。

老後の過ごし方や生きがいなどを見つけ、ストレスを溜めないようにする努力が必要です。

□生活習慣の改善

また、運動不足や睡眠不足などの生活習慣の乱れも全身の血行悪化や精神疲労を増進させてしまいます。

規則正しい生活や定期的な運動を取り入れ、更年期障害を増長させないことが大事です。

□食生活の見直し

更年期は糖尿病や高血圧といった生活習慣病が出やすい時期でもあります。

和食中心やバランスのとれた食事も重要ですが、男女それぞれに更年期障害を予防するための必要な栄養があります。

女性の場合、更年期に減少してしまうエストロゲンと同じ働きをする大豆イソフラボンを積極的に摂取する事が必要です。

大豆イソフラボンはその名の通り大豆の煮物や豆腐・納豆・おからなど大豆製品に多く含まれています。

また、骨粗しょう症予防のためにカルシウムを含む乳製品や小魚、カルシウムの吸収を助けるためのビタミンDを含む魚介類・きのこ類・卵類、ビタミンKを含む緑黄色野菜や納豆も一緒に摂ると効果的です。

男性の場合、更年期に減少してしまうテストステロンの生成を補助する亜鉛を積極的に摂取する事が必要です。

亜鉛はワカメなどの海藻類や牡蠣などの魚介類、アーモンドなどのナッツ類やレバーなどに多く含まれています。

また、亜鉛の吸収を助ける柑橘類・野菜類などのビタミンC、体の免疫力を高める豚肉などのビタミンBかぼちゃなどのビタミンEも必要です。

「これらの栄養全てを毎日摂取する」というのも難しいので、それらの成分が含まれているサプリを摂取するという事も必要な栄養を確実に摂ることができるのでおすすめです。

まとめ

更年期の頭痛を改善するためには効果的な鎮痛薬も数種類あり、薬などで痛みを軽くする事もできます。

しかし、日頃の生活習慣や食生活なども深く関わっている事を認識して改善していく事が、頭痛から解放されるためにも必要なのです。

-更年期の主な症状

Copyright© 40代からの更年期予防・対策ナビ , 2018 All Rights Reserved.